魚沼杉は杉本来の姿のまま育った木。
小さな頃に雪に埋もれた。
雪の重みに負けずに空へと伸びた。
そして根曲りの木となった。
根が曲がった木は嫌われた。
嫌われた木は枝下ろしをされなかった。
その木は自由に育った。
そして、
杉本来の荒々しい表情を持つ木となった。